[Application] ERP – A Big Topic, A Big Webcast Planned

ERPはエンタープライズコンピューティングにおいて重要な位置を占めますが、一度インプリすれば未来永劫そのままでOKなのでしょうか。 ビジネスモデルの変化やプロセスの変化、顧客の変化に合わせてシステムも変わらないといけません。

将来の選択肢とERPにおけるOracleの次の一手を知ってもらうために、Webcastを開催することにしました。

Inside Oracle Fusion Applications: Next-Generation Enterprise Resource Planning (InfoSysと共催)
http://event.on24.com/r.htm?e=312777&s=1&k=2324EBC269888DED62AB2C088AB51417
日時:
2011年6月8日(水) 11時から(アメリカ太平洋夏時間)
2011年6月9日(木)   3時から(日本時間)

Oracle Fusion Applicationsについて知りたい方、Oracleのアプリケーションに対する考え方、戦略を知りたい方は是非ご参加ください。これ以外のFusion Applicationsに関するWebcastはこちらからどうぞ。アーカイブ済みのWebcastはオンデマンドでご覧頂けます。

Learn from Unprecedented Access to Oracle’s Next-Generation Applications
http://www.oracle.com/us/dm/h2fy11/71949-wwmk10040611mpp059c004-oem-395545.html

FacebookにOracle Applicationsのページができました。Oracle Fusion Applicationsの最新情報やアプリケーション戦略なども更新しています。よろしければ”いいね”をポチッとお願いします。

Oracle Applications on Facebook
https://www.facebook.com/OracleApps


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/applications/entry/erp_a_big_topic_a

[Linux] Oracle Linux 6.1 has been released

Oracle Linux Release 6 Update 1がリリースされました。以下のURLからダウンロードできます。
以前のリリースと同じく、Unbreakable Enterprise Kernel (kernel-uek-2.6.32-100.34.1.el6uek、以下UEK) がデフォルトでインストールされ、利用可能になっていますが、Red Hat Enterprise Linuxとの互換カーネル (kernel-2.6.32-131.0.15.el6) もインストールされますので、必要に応じて起動させるように設定してください。なお、今回から、64bitのみならず、32bitのUEKも入っています。

詳細はリリースノートをご覧下さい。

Oracle Linux 6.1 Release Notes
http://oss.oracle.com/el6/docs/RELEASE-NOTES-U1-en.html


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/linux/entry/oracle_linux_6_1_has

[ZFS Appliance] How to reset passwords on your 7000 if you want to start from scratch

ZFS Storage 7420アプライアンスのデモ機を受け取ったのですが、ログインができないため、工場出荷時の設定に戻して、既設のZFS Storage 7420アプライアンスとクラスタを組もうとしました。工場出荷時の設定に戻すには、シリアル管理ポートでログインする必要があるのですが、SP経由でも既知のパスワードを使ってのログインができませんでした。
そこで、以下のことを実施しました。以下、備忘録です。

1. ILOM名とパスワードのリセット
a. ZFS Storage 7420アプライアンスの背面、クラスタカードの右に小さな穴が3個あります。左の穴はサービスプロセッサのリセットボタンですので、まだ押す必要はありませんが、ボタンを押すためにクリップを用意しておきましょう。

b. また、ZFS Storage 7420アプライアンスの全面には"Locate"ライトおよびボタンがありますが、これもまだ押さないでください。

c. ここから先は2人の手伝いが必要です。一人は”Locate”ボタンを押し、一人は"SPリセット"ボタンを押します。以下のステップdで記載している情報が出るまで"Locate"ボタンを押し続けます。

d. ILOM Pre-Boot Menuに入ることができたはずです。ここで以下のコマンドを実行します。
unconfig ilom_cnfg
次回のブートでは設定情報を保存しないと伝えてくるはずです。

e. 再起動します。コマンドは以下の通りです。
boot
立ち上がったら、root/changemeでILOMへログインできるはずです。

2. ZFS Storage 7000アプライアンスのパスワードリセット

a. まだ、ZFS Storage 7420アプライアンスのログインプロンプトで立ち往生している場合は、ESCをタイプする(Escキーを押して、左括弧キーを押す)ことで​​、SPに戻ることができるはずです。うまくいかない場合は、電源ボタンを押してシャットダウンし、再起動してください。

b. 問題なく進んでいる場合には、以下のコマンドを実行します。
cd /SYS
stop (もしくは reset)
cd /
start /SP/console
c. アプライアンスが立ち上がれば、GRUB Menuを素早くかつ注意深くチェックしてください。これはZFS Storage 7000アプライアンスが立ち上がる際に現れるメニューで、5秒間しか表示されません。この時間内に"e"キーをタイプしてメニューを編集しましょう。

d. KERNALで始まる行に移動し、"e"を押してこの行を編集します。

e. この行の末尾で、スペースキーを押し、"-c"を行に追加します。Enterキーを押して選択画面に戻り、"b"を押せば、今編集したKernal行に従って立ち上がります。

f. "Discarding Current State"で始まる文字列を確認できるかと思います。このとき、ZFS Storage 7000アプライアンスは、パスワードだけでなくその他もろもろのこれまでの構成情報を破棄しています。再起動後、購入時の状態に戻っているはずです。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/7000tips/entry/how_to_reset_passwords_on

[Security] Simple IRM Demonstration

Oracle IRMをとても簡単に使える、ということを説明するための、非常に簡単なデモをご紹介します。デモの前に、アカウントの作成とOracle IRM Desktopをダウンロード、インストールする必要があります。
複数のサンプルドキュメントを用意しましたので、色々な権限をつけて試すことができます。

Announcement編集、文書のカット&ペースト不可。読み取りのみ。
Business Plan文書のカット&ペーストは可能。ただし別の文書やe-mailにペーストすることはできず、そのような行為をすると警告を発する。
Chairman's presentationアクセス不可。ただしコンテキスト情報からアクセス不可の理由、対策を知ることができる。

では自分のドキュメントをシールしてみましょう。
  1. 任意のWordドキュメントを右クリックして、ポップアップメニューから「Seal To...」を選択します。
  2. 選択画面にて "L2 Sales(Oracle)" を選択し、OKをクリックします。
これでシールされた文書ができあがりました。なお、広報資料や取締役会資料として文書を分類する機能はありません。自身の文書を開いたり編集するのと同時にシールするなどといった権限のみに制限されています。例えば、全員が取締役会の文書を指定できるようにしたくないと思います。
OracleのIRMの分類モデルを使えば、機密情報の使用だけでなく、適切なドキュメント作成ルールを強制するガバナンスをも提供できます。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/irm/entry/simple_irm_demo

[VDI] Solving Remote Access Performance Problems

GSI(Global Single Instance/アプリケーションやデータを1カ所で集中管理すること) によりITコストが削減できますが、これはVDIにおいても同じです。ただ、どうしてもレイテンシが大きくなり使い勝手が悪くなる傾向があります。Oracleのデスクトップ仮想化ソリューションでどのように解決するか、以下のWebcastでご紹介します。

Gaining Control of Your Business Systems With Global Single Instances and Oracle Desktop Virtualization
Speaker: Craig Bender (Consulting Developer, Oracle Desktop Virtualization, Oracle Corporation)
http://event.on24.com/r.htm?e=312165&s=1&k=E2F7018BEF6E6F9647DE7C911DBEEAEE&partnerref=blo

なお、このWebcastはアーカイブされていますので、いつでもご覧頂けます。


原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/virtualization/entry/solving_remote_access_performance_problems

[Java] The ZIP filesystem provider in JDK7

NIO2デモプロジェクトの目的は以下の通りです。
  • NIOファイルシステムプロバイダを使ってカスタムファイルシステム、ZIPファイルシステムをデプロイする方法を紹介する
  • NIO2ファイルシステムAPIを使ってZip/Jarファイルに簡単にアクセスできることをご紹介する
Package java.nio.file
http://download.java.net/jdk7/docs/api/index.html?java/nio/file/package-summary.html

.ZIP File Format Specification
http://www.pkware.com/documents/casestudies/APPNOTE.TXT

将来のjava.util.zip.ZipFileクラスのアップデートのために用意されたコードをたまたま持っていたので、NIO2ファイルシステムプロバイダSPIでラップしてzipfs.jarとして固め、<JDK>/demo/nio/zipfsディレクトリに配置しました。
すべてのソースコードは、<JDK7>/demo/nio/zipfs/src.zip で確認できますが、簡単に確認するなら、こちらからも確認できます。

次に2個目の目的のために、サンプルコードを用意しました。FILE_NAMEというZipファイルからSRC_NAMEを取り出すには以下のようにします。
try (FileSystem fs = FileSystems.newFileSystem(Paths.get(FILE_NAME), null)) {
           Files.copy(fs.getPath(SRC_NAME), Paths.get(DST_NAME);
}

もしくはZIPファイル上で"fancy nio2 walk"をするのならこんな感じ。
try (FileSystem fs = FileSystems.newFileSystem(Paths.get(FILE_NAME), null)) {
    Files.walkFileTree(fs.getPath(DIR_NAME),  new SimpleFileVisitor<Path>() {
            private int indent = 0;
            private void perform(Path file, BasicFileAttributes attrs) {
                if (attrs.isDirectory())
                    System.out.printf("%" + (indent==0?"":indent<<1) + "s[%s]%n", "", file.toString());
                else
                    System.out.printf("%" + (indent==0?"":indent<<1) + "s%s%n", "", file.getFileName().toString());
            }

            @Override
            public FileVisitResult visitFile(Path file, BasicFileAttributes attrs) {
                perform(file, attrs);
                return FileVisitResult.CONTINUE;
            }

            @Override
            public FileVisitResult preVisitDirectory(Path dir, BasicFileAttributes attrs)  {
                perform(dir, attrs);
                indent += 2;
                return FileVisitResult.CONTINUE;
            }

            @Override
            public FileVisitResult postVisitDirectory(Path dir, IOException ioe) {
                indent -= 2;
                return FileVisitResult.CONTINUE;
            }
        }
    );
}
java.util.zipでできなかったこんなこともできます。例えば、作成時間と最終アクセス時間を持ったZipファイルにファイルをコピーします。
Files.copy(Paths.get(SRC), fs.getPath(DST), COPY_ATTRIBUTES);
 以下は上記のコードでDemo.javaをZipファイルにコピーした結果の出力サンプルです。
/Demo.java
    creationTime    : Fri Apr 29 22:41:46 PDT 2011
    lastAccessTime  : Wed May 25 20:58:36 PDT 2011
    lastModifiedTime: Fri Apr 29 22:41:46 PDT 2011
    isRegularFile   : true
    isDirectory     : false
    isSymbolicLink  : false
    isOther         : false
    fileKey         : null
    size            : 26680
    compressedSize  : 4941
    crc             : c5f6eb5a
    method          : 8
もっとクールなNIO/ZIPファイルシステムの利用方法はこちらでご覧頂けます。
<JDK7_HOME>/demo/nio/zipfs/Demo.java

ちゃんと動くようにするためには、<JDK>/demo/nio/zipfs/zipfs.jarをクラスパスに追加するか、lib/extディレクトリにzip.jarを追加する必要がありますが、JDK7/b123以後では、zipfs.jarはlib/extに追加されていますので、通常のファイルシステムのようにアクセスすることができます。

JDK7では、ZIPファイルシステムプロバイダはjava.net.JarURLConnectionで定めている従来のJAR URLをサポートしています。つまり、zip/JARファイルシステムは次のURIによって識別することができます。
jar:{uri}!/{entry}
さらに、ZIPファイルシステムは次のURIを使って作成できます。
jar:{uri}
最新のURL RFEと、従来のJAR URL構文の混在は開発者の混乱を招く可能性があるので、最新のURL RFEは取り扱わないことにしました。
JDK7では、zip/JARファイルはファイルシステム上になければならないので、URIスキーム"{uri}"にfileが入ります。例えば、
jar:file:/tmp/foo.jar
jar:file:/tmp/foo.jar!/bar
新しいFileSystemを作成すると、ファイルシステムを設定するためにプロパティを使うことがあります。これらのプロパティはjava.util.Mapを介してFileSystems.newFileSystemメソッドで指定します。
キーはプロパティ名(String)と値はプロパティ値です。新しく2個のプロパティをサポートします。
create: java.lang.String型、デフォルト値は"false"。"true"の場合(大文字小文字を認識します)、zipやJARファイルが存在しない場合に作成されます。
encoding: java.lang.String型、デフォルト値は"UTF-8"。Zipファイル、JARファイル中のエントリのエンコード名を示します。
近くにZipファイルやJarファイルがあれば試して見てください。そして改善点があればお知らせください。



原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/xuemingshen/entry/the_zip_filesystem_provider_in1

[VirtualBox] VirtualBox Port Forward Issue

NATおよびPort Forwardingを使用しているVirtualBoxで、SOA Suiteを動作させている際に発生する問題とその解決方法を説明している動画をご紹介します。解決の鍵は以下の通りです。
  • サーバのリスニングアドレスをlocalhostに設定する
  • 10.0.2.15のデフォルトネットワークアドレスをリスニングする新しいチャネルを設定する
これは単にデフォルト(ip, localhost)で入ってくるアドレスを変換して、(localhost,ip)にするということです。これにより、JDeveloperからのデプロイに伴う問題が解決します。あと、まもなく公開する予定のVMをこっそりお見せします。




原文はこちら。
http://blogs.oracle.com/johngraves/entry/virtualbox_port_forward_issue