Oracle Cloudでのインフラ管理をTerraformとResource Managerを使って実施する方法を学んでいくシリーズへおかえりなさい。前回のポストでは、GitHub Actionsを使って他の開発者に配布可能なリリースを作成し、'Deploy to Oracle Cloud'ボタンをリポジトリに追加する方法について学びました。今回のポストでは、ワークフローの中でTerraformスクリプトをGitHub ActionsからOCI CLIを使って実行する方法について紹介していきます。
Oracle Blogsの主としてテクノロジー製品のエントリを日本語でご紹介します(オリジナルのエントリを投稿することもあります)。厳密性をご所望の方は原文をどうぞ。よい内容でしたら原文に対し、"Good Entry, thanks!"でもいいので、是非コメントお願いします(Typoや誤訳はコメント欄からどうぞ)。なお、このエントリは個人の見解であり、所属する会社の公式見解ではありません。また、エントリ内でご紹介している製品・サービスは国内導入時期が未定の場合もありますのでご了承下さい。
Good entries on Oracle Blogs are put into Japanese. Mainly this blog covers technology products. Opinions expressed in this blog is my personal one and does not represent the official opinion of Oracle Corporation and my employer.
クラウドでのIaC:TerraformとResource ManagerをCI/CDパイプラインに組み込む―アセットのリリース/IaC in the Cloud: Integrating Terraform and Resource Manager into your CI/CD Pipeline - Release Assets
このシリーズではTerraformおよびOracle Cloudであなたのインスタンスを管理するためのResource Managerの使い方を学んできました。パート1では開発者向けのTerraformの基礎を学びました。パート2ではTerraformをインストールし、スクリプトを記述し適用しました。パート3ではTerraformスクリプトをResource Managerと組み合わせて実行し、パート4ではResource Managerを使っての変数値の入力とバリデーションプロセスをスキーマドキュメントに組み込みました。このポストでは、どうやってTerraformのInfrastructure as Codeを分散させるか、また、どうやってTerraformとResource ManagerをCI/CDパイプラインによるビルドプロセスに組み込むかについて説明することで、シリーズのまとめとしていきます。CI/CDツールについてここではGitHubおよびGitHubアクションズを用いていきますが、他のCI/CDツールでもプロセスはほぼ同様のはずです。
クラウドでのIaC:Oracle CloudでのResource Managerを用いたTerraform利用の応用編/IaC in the Cloud: Advanced Terraform on the Oracle Cloud with Resource Manager
このシリーズのひとつ前のポストでは、Oracle CloudでResource Managerを使ってTerraformを実行する方法の初歩を紹介しました。そこではとても基本的な、不自然な例を使って説明しましたが、今回のポストではより実践的な例を使い、TerraformとResource Managerのもう少し複雑な用法を紹介していきます。