[Cloud] Oracle Cloud Shellのリリース/Announcing Oracle Cloud Shell

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Oracle Cloud InfrastructureのCloud Shellのリリースをお伝えできてとても嬉しいです!Cloud Shellにより、Oracle Cloud Infrastructureのコンソール上で常に利用可能なLinuxシェルへアクセスできます。このシェルを使ってあなたのリソースを操作したり、ハンズオンやチュートリアルを試してみたり、OCI CLIを迅速に実行したりすることができます。Cloud Shellは既存のdeveloper tools(CLI、SDKおよびAPI)の一部として提供され、あなたがOracle Cloud Infrastructureリソースを管理するためのツールとして役立ちます。そしてこのCloud Shellは、すべての商用リージョンで現在利用可能です。

Cloud Shellは(月次の利用上限はあるものの)無料で利用可能で、コンソールから簡単にアクセスできます。Cloud Shellを使うために新しくリソースをセットアップする必要はありません。コンソールの上部にある新しいアイコンをクリックするだけで使えますよ。
Cloud Shellは以下の機能を提供します:
  • 事前認証済のOCI CLI。なのでCloud ShellでCLIを使う際に事前設定は必要ありません。
  • Oracle Cloud Infrastructureとやり取りするためのkey developer tools、および事前インストール済みのプログラミング言語実行環境を備えた完全なLinux Shell。
  • homeディレクトリ配下に5GBのストレージ。なのでCloud Shellセッション間で、作業を保存しておけます。
Cloud Shell実行マシンはCloud Shellサービスによってマネージされており、コンソールにアクセスできるならどこからでも利用可能です。そのため、ユーザーの皆さんはブラウザ上からいつでもOracle Cloud Infrastructureリソースとやり取りできるというわけです。

使ってみる

Cloud Shellを起動するには、あなたにCloud Shellへの権限を付与する適切なIAMポリシー だけあればOKです。
あなたのテナンシーのコンソールにサインインして、ページ上部にあるCloud Shellのアイコンをクリックしましょう。
Screenshot that highlights the Cloud Shell icon in the top-right corner of the page.
するとコンソール上のCloud Shellペインがアクティブになります。
Screenshot that shows the Cloud Shell pane open at the bottom of the Console page.

ササッと使ってみるための例

Cloud Shellでどんなことができるかの、簡単な例をご紹介します。

OCI CLIコマンドをコンソール上で実行する

  1. Cloud Shellを開きます。
  2. OCI CLIコマンドをプロンプトから実行します。以下のコマンドを試してみましょう:
    $ oci os ns get
  3. 結果を確認しましょう(あなたのテナンシーのユニークネームスペースが返却されるはず)。

クラウドリソースとやり取りするためのインストール済みツールを使用する

例えば、以下のようにしてあなたのContainer Engine for Kubernetes clusterに接続することができます:
  1. コンソールで、クラスターのページに移動する(Developer Services > Container Clousters)
  2. クラスターを選び、Access Kubeconfigをクリック
  3. 表示される oci ce cluster… コマンドをコピーする
  4. Cloud Shellを開く
  5. コピーしておいたCLIコマンドをCloud Shellに貼り付ける(Shift + Insertキー)。
  6. kubectlでクラスターに接続できることを確認する:
    $ kubectl get nodes
  7. SUCCESS!!

より詳しい情報

Cloud Shellについてもっと詳しく知りたければ、Cloud Shell documentationとFAQをご覧になってください。

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