https://blogs.oracle.com/java-platform-group/building-jdk-11-together
先日Java 11がリリースされました。
Introducing Java SE 11新しい6ヵ月のリリースサイクルで2回目の機能リリース(feature release)の開発を振り返ることにします。多くの個人や団体からのOpenJDKコミュニティへの多くの貢献を祝いましょう。みんなでJDK 11を一緒に作りました!
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/introducing-java-se-11
https://orablogs-jp.blogspot.com/2018/09/introducing-java-se-11.html
JDK 11 Fix Ratio
JDKの全体的な変更の割合は、基本的に長年にわたって一定でしたが、新しいサイクルになってから、変更が利用可能になるまでのスピードが劇的に増加しました。数年ごとに何万もの修正と約100個のJEPSを一度に大量にリリースするのではなく、より小規模なリリースで、より管理しやすく予測可能なスケジュールで変更を利用可能にします。これらの変更は、大規模な機能から小さな機能強化、定期的なメンテナンス、バグ修正、およびドキュメントの改善までさまざまです。変更の各々はJDK Bug Systemの1個のIssueに対する1個のCommitで表現されます。JDK Bug SystemJDK 11で修正済みとされている2468件のJIRAのIssueのうち、1963件はOracleでの従業員によって完了し、505件は個人の開発者や他の組織で働く開発者からの貢献によるものでした。Issueの調査と担当者から組織データを照合した結果、下図のJDK 11の修正開発を支援する組織のグラフができあがりました。
http://bugs.openjdk.java.net/
Oracleが採用した開発者が、JDK 11開発中にJIRAのIssueの80%を解決し、他の組織の開発者が20%を修正しました。Oracleを除く、Issueを解決した開発者の所属組織トップ5はSAP(7%)、Red Hat(5%)、Google(3%)、BellSoft(1%)、IBM(1%)で、合計17%のIssueを修正しました。JDK 11の修正の2%は個人開発者による貢献でした。
大事なことを言い忘れていましたが、修正の残りの1%は幅広い組織の開発者による貢献でした。具体的には、Alibaba、Amazon、ARM、Azul、Intel、JetBrains、Linaro、およびQualcomm Datacenter Technologiesなどです。
But wait, there’s more
個々のコミットに加えてJDKリリースには、JDKプロジェクトとJDK 11向けの機能や修正が行われたさまざまなOpenJDKプロジェクトの両方で、JEP、コードレビュー、バグレポート、メーリングリストでの議論など、さらに多くの作業があります。jdk-dev -- Technical discussion related to the JDK Projectこれには、OracleのBrian Goetzが率いるProject ValhallaとProject Amber、Red HatのAndrew Haleyが率いるAArch64 Port、OracleのPer Lidénが率いるZGC Projectが含まれます。
http://mail.openjdk.java.net/mailman/listinfo/jdk-dev
ValhallaJDK 11のリリースが終わって、JDK Updates Projectのリポジトリで最初のOracleが提供するJDK 11アップデートの作業も始まりました。
https://wiki.openjdk.java.net/display/valhalla
Project Amber
http://openjdk.java.net/projects/amber
AArch64 Port Project
http://openjdk.java.net/projects/aarch64-port/
ZGC
https://wiki.openjdk.java.net/display/zgc
[11u Communication] jdk11u forest
http://mail.openjdk.java.net/pipermail/jdk-updates-dev/2018-September/000145.html
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