[Java] Plans for 2017 and Beyond

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/jcp/entry/jcp_meeting_jump_starts_plans

2017年も約2ヶ月が過ぎ、ほとんどの人が新年の抱負を忘れているかもしれませんが、Java Community Process(JCPプログラム)はそんなことはありません。 2017年が本格的に動き出すにつれて、自身のビジョンと優先事項を共有したいと考えています。自身はJCPプログラムに16年以上関わっており、現在JCP議長を務めています。この立場で奉仕できることを光栄に思っていますし、長年にわたり力を入れているJava Communityとの仕事を続けていくことに夢中になっています。Java開発者は、Javaテクノロジ成功の主な理由の1つのみならず、この惑星の最高の人々でもあります。リーダーや世界を駆け回る国際的なスピーカーといった様々な役割をJCPプログラムの中で務めてきたので、訪問国に関係なく、Java開発者コミュニティの寛大さ、優しさ、知性に驚かされ、共感しています。コミュニティであることこそが、何年もJCPプログラムで仕事を続けてきた理由です。
非常に技術的なコミュニティであっても、基本的には「人」であることが、はっきりと分かりました。この理念を念頭に置いて、私たちはコミュニティからのJCPプログラムへの参加を引き続き拡大する予定で、2016年の会員増強の成功の勢いを足がかりにします。2016年5月以来、300名以上の新会員がJCPプログラムに加わりました。
Java Community Process (JCP) version 2.10 with a focus on broadening JCP Membership takes effect 12 May
https://jcp.org/en/press/news/JCP_210_JSR364
JSR 364の完成に伴ってメンバーシップを拡大しました。このJSR 364は企業、個人開発者、Javaユーザーグループ(JUG)からのJCPメンバーシップを拡大する目的で策定され、結果JCPプログラムの最新バージョンJCP 2.10ができました。
JSR 364: Broadening JCP Membership
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=364
JCP 2.10: Process Document
https://jcp.org/en/procedures/jcp2
2017年には、年間のJCP Award、Star Spec Leadの認知、グローバルAdoptionプログラム(Adopt-a-JSRとAdopt OpenJDK)を通じて、コミュニティ内のリーダーシップを引き続き讃えていきます。
JCP Program and Industry Awards
https://jcp.org/en/press/news/awards/awards_main
Star Spec Lead Program
https://jcp.org/en/press/news/star
JAVA COMMUNITY PROCESS
https://community.oracle.com/community/java/jcp 
JCPプログラムの力仕事は、Java Specification Requests(JSR)のコミュニティ開発を通じて起こります。Javaプラットフォームを発展させるJSRと、プラットフォームの最新版、Java Standard Edition(Java SE)9およびJava Enterprise Edition(Java EE)8を完成させる作業は年間を通じて継続します。
JSR 379: JavaTM SE 9 Release Contents
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=379
JSR 366: Java Platform, Enterprise Edition 8 (Java EE 8) Specification
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=366
さらに、ECメンバーであるGoldman Sachsがロンドンで開催したJCP Executive Committee(EC)とのFace-to-Faceミーティングでの議論の後、JCP ECがJCPプログラムで改善できる領域が以下の3個あることを確認しています。
  • JCPとOpenJDKの関係
    2グループ間のやりとりを合理化して改善できる領域を調査
  • Java MEの将来
    組み込みおよびIoT関連領域における技術的およびビジネスマーケットの要求の両方を定義
  • JCP.Nextの作業を通じたJCPのさらなる変革
    JCPプログラム内で共同開発を改善できる分野を特定
これらが来年注力する領域です。JCPミーティングのサマリーとJCP_orgのtwitterフィードでの議論をフォローしてください。私の個人的なTwitterアカウント@heathervcでも見つけることができます。
JCP EXECUTIVE COMMITTEE MEETING MATERIALS
https://jcp.org/en/resources/EC_summaries
JCP.org@Twitter
https://twitter.com/jcp_org
Heather VanCura@Twitter
https://twitter.com/heathervc
これらのアイテムについては、一年を通して議論を深めていきます。2017年もその先も、Java開発者コミュニティと協力していくことを楽しみにしています。

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