Oracle VM VirtualBox 5.0がリリースされました。
このリリースには、大きな改善点と数多くの機能強化、バグ修正が含まれています。
Oracleからの公式発表は以下からどうぞ。
Oracle VM VirtualBox 5.0 Now Available新しいデータシートが既にご覧頂ける状態になっています。この中でOracle VM VirtualBox 5.0で利用可能な全ての機能を紹介しています。
https://www.oracle.com/corporate/pressrelease/oracle-vm-virtualbox-5-070915.html
Oracle VM VirtualBox Data Sheet新機能をいくつかご紹介しましょう。
http://www.oracle.com/us/technologies/virtualization/oraclevm/oracle-vm-virtualbox-ds-1655169.pdf
モダンなWindows、Linuxゲストに対するParavirtualization(準仮想化)のサポート
Oracle VM VirtualBoxは正確かつ効率的なソフトウェアを実行するための準仮想化インターフェースを公開することができます。仮想マシンプラットフォームを定義すると、Oracle VM VirtualBoxは組み込み仮想化サポート(Linuxゲストの場合KVM、Windowsゲストの場合Hyper-V)を使ってゲストOSのパフォーマンスを向上します。xHCIコントローラがUSB 3.0デバイスをサポート
ゲストOSはUSB 3.0でばいすを直接認識し、USB 3.0がサポートする最大速度で実行することができるようになりました。ゲストOSをUSB 1.1、2.0、3.0デバイスを使って構成することができるようになっています。ドラッグ&ドロップのサポートを改善
Starting from Oracle VM VirtualBox 5.0から、ゲストOSとホストOS間での双方向のドラッグ&ドロップのサポートを改善しました。ドラッグ&ドロップサポートは最新のguest-additionsを使うとご利用頂けます。ディスクイメージの暗号化
Oracle VM VirtualBox 5.0を使うと、AESアルゴリズムのXTSモード(128ビットもしくは256ビット)で暗号化された仮想ディスクイメージを可能にします。DEK(Data Encryption Key、データ暗号化キー)は仮想マシン構成ファイルに格納されるので、暗号化によりセキュリティがより向上し、仮想マシン起動時にパスワードを尋ねてくるようになります。
ヘッドレス起動、デタッチ起動オプション
新しいOracle VM VirtualBoxでは、仮想マシンのヘッドレス起動やデタッチ起動ができるようになりました。これにより、バックグラウンドで仮想マシンを開始することができるようになりました。さらなるGUIの改善
- VMゲストコンテンツのスケーリングをサポート(3Dアクセラレーションを含む)
- ステータスバー、メニューバーやゲストコンテンツのスケーリングをカスタマイズ可能な、新しいユーザーインターフェースの設定ページ
- ディスクイメージの暗号化オプションをカスタマイズするための新たな暗号化設定タブ
- アプリケーションアイコンやMac OS XでのスケールしないHiDPI出力(オプション)を含むHiDPIのサポート (3Dアクセラレーションを含む)
- SATAディスクのホットプラグのサポート
- MacとWindowsホストのHID LEDの同期を改善
- プレビュー画面でもゲストOSの画面アスペクト比を尊重
- VMセレクタのストレージメディアへの直接アクセスを提供
Oracle VM VirtualBox Data Sheet
http://www.oracle.com/us/technologies/virtualization/oraclevm/oracle-vm-virtualbox-ds-1655169.pdf
Oracle VM VirtualBox User Manual
http://download.virtualbox.org/virtualbox/5.0.0/UserManual.pdf
VirtualBox.org
virtualbox.org
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