https://blogs.oracle.com/java-platform-group/entry/the_2015_leap_second_s
6月30日、公式UTC(Universal Coordinated Time)に閏秒が入ります。多くのテクニカルニュースサイトでは来る閏秒の様々なシステムへの影響に関する記事が書かれています。
Leap second: What is the extra second you will get on 30 June? (International Business Times)閏秒を心配するシステム管理者は Javaのタイムゾーン情報のアップデートやNTPのようなOSの時間ツールを使う際の標準的なメンテナンスの問題として着目すべきです。
http://www.ibtimes.co.uk/leap-second-what-extra-second-you-will-get-30-june-1507606
Update Time Zone Information
タイムゾーンのアップデートは以前以下のエントリで取り上げました。Understanding Time Zone Updater 2.0システムをアップデートしようとしているシステム管理者はTime Zone Updater Tool (tzupdater)を使ってJDKを更新しさえすればよいのです。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/entry/understanding_time_zone_updater_2
Timezone Updater Toolその他、各JDKリリースにはアップグレードするユーザーのために、常に最新のタイムゾーン情報が含まれています。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/tzupdater-readme-136440.html
Check the Operating System
Javaは時間をOSの時計に依存しています。各OSは閏秒のような時間変更を取り扱う方法がそれぞれ異なりますので、閏秒の取り扱いに関するOS情報の詳細をあたってください。Linuxユーザーの場合、Linus Torvalds氏とWiredのインタビュー"Linux’s creator wants us all to chill out about the leap second."(Linuxの作者は、うるう秒について落ち着いてもらいたいと思っている)をご覧ください。LINUX'S CREATOR WANTS US ALL TO CHILL OUT ABOUT THE LEAP SECONDWindowsの場合、詳細情報は以下のリンクからどうぞ。
http://www.wired.com/2015/01/torvalds_leapsecond/
KB-909614 How the Windows Time service treats a leap secondAmazonやGoogleといったホスティング事業者は一日の間で時間を調整するようです。
https://support.microsoft.com/en-us/kb/909614(英語)
うるう秒に関する Windows タイム サービスの処理
https://support.microsoft.com/en-us/kb/909614/ja(日本語)
Amazon finds its own way around leap second problem - by skewing time instead
http://www.zdnet.com/article/amazon-find-its-own-way-around-leap-second-problem-by-skewing-time-instead/
Got a second? A leap second that is. Be ready for June 30th!
http://googlecloudplatform.blogspot.jp/2015/05/Got-a-second-A-leap-second-that-is-Be-ready-for-June-30th.html
Some applications may still require restarts
閏秒に対応するため、Java APIは秒を0から61までの間の数として定義しているとはいえ、アプリケーションによっては、1分は60秒または1日は86400秒と仮定して短絡している可能性があります。Date (Java Platform SE 8)他システムと時間ベースのトランザクションを同期するシステムは、一方のシステムがアップデートしたり、他方がアップデートしなかったりすると、問題になる可能性があります。
http://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/java/util/Date.html(日本語)
https://docs.oracle.com/javase/8/docs/api/java/util/Date.html(英語)
2015年の閏秒は2015年6月30日23時59分60秒(UTC)に発生します。システム管理者の皆様におかれましては、この時間の間プロセスを監視し、しばしの間システムへの関心をいつもよりあげていただくことをおすすめします。
0 件のコメント:
コメントを投稿