[Database, JavaScript] node-oracledb 0.3.1 is on GitHub (Node.js driver for Oracle Database)

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/opal/entry/node_oracledb_0_3_1

開発チームを代表して、node-oracledbに対する新機能追加と不具合の修正をマージし、node-oracledbをアップデートしたことをお知らせします。
Oracle Database driver for Node.js
https://github.com/oracle/node-oracledb
node-oracledb 0.3.1のアップデート
  • Windows版の設定を追加しました。詳細は以下をご覧ください。
    Installing node-oracledb
    Node-oracledb Installation on Windows
    https://github.com/oracle/node-oracledb/blob/master/INSTALL.md#instwin
    pullリクエストしてくれたRinie Kervel(https://github.com/rinie)、コメント、テストして下さった皆様に感謝します。
  • データベース常駐接続プーリング (Database Resident Connection Pooling / DRCP) をサポートしました。詳細は以下をご覧ください。
    node-oracledb: API Documentation for the Oracle Database Node.js Driver
    Database Resident Connection Pooling
    https://github.com/oracle/node-oracledb/blob/master/doc/api.md#drcp
    "Database Resident Connection Pooling enables database resource sharing for applications that run in multiple client processes or run on multiple middle-tier application servers. DRCP reduces the overall number of connections that a database must handle. DRCP is distinct from node-oracledb's local connection pool. The two pools can be used separately, or together."(Database Resident Connection Pooling"
    (データベース常駐接続プーリング)は、複数のクライアントプロセスや、複数の中間層アプリケーション・サーバー上で動作するアプリケーションのために、データベース·リソースの共有を可能にします。DRCPを使うと、データベースが処理する必要のある接続の全体個数を減らすことができます。DRCPは、node-oracledbのローカル接続プールとは区別されます。2個のプールを別々に使用することも、一緒に利用することもできます。)
  • 暗黙の接続リリースの挙動と一致するよう、release()を使った明示的な接続のリリースでロールバックするようにしました。
  • Linuxにインストールした場合以下の順序でOracleライブラリを検索するようにしました。
    • インストール時の環境変数 $OCI_LIB_DIR と $OCI_INC_DIR の箇所
    • 最新版のInstant ClientのRPMがインストールされている箇所
    • $ORACLE_HOME
    • /opt/oracle/instantclient
  • LinuxでRPATH をサポートするようにしました。これにより、LD_LIBRARY_PATH に設定する必要はなくなります。詳細は以下をご覧ください。
  • Installing node-oracledb - Advanced installation on Linux
    https://github.com/oracle/node-oracledb/blob/master/INSTALL.md#linuxadv
  • Instant Clientのディレクトリ探索で、インストーラがで最終的に試す上で利用するディレクトリ名は、 /opt/oracle/instantclient もしくは C:\oracle\instantclient に変わりました。OCI_DIR_LIBやOCI_INC_LIBが設定されておらず、インストーラがライブラリの存在場所を推測する必要がある場合、 このパスが使われる可能性があります。
  • "Oracle 11.2 or later client libraries are required for building"(Oracle 11.2以後のクライアントライブラリがビルドのために必要です)というコンパイルエラーメッセージが追加されました。これは古いOracleクライアントライブラリを使ってビルドしようとした場合に発生します。このタイプのビルドに関する問題を自己診断するために有用です。
  • isAutoCommit プロパティの設定を修正しました。
  • Windowsにおけるプールされた接続を使った場合にクラッシュする問題を修正しました。
  • オブジェクト型をクエリする際にクラッシュする問題を修正しました。
  • terminate()失敗後に接続をリリースするという問題を修正しました(プールはまだ利用できません。これは今後修正される予定です)
  • terminate()では接続をリリースしないということをドキュメントで明確にしました。リソースのリークを防ぎプールの利用を最大化するために、不要なプールされた接続を明示的にrelease()でリリースすることを推奨します。
  • バージョンが0.3.1にアップデートされました。

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